確定申告に必要な資料について

新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

さて早速ですが、年が明けるとあっという間に確定申告の時期が近づいてきております。
いざ始めようと思った時に必要な資料がない!といったようなことが無いよう、今のうちから準備を始めて頂くことをオススメ致します。
これから確定申告の準備を始める方、また今年初めて確定申告をされる方の参考として、一般的な確定申告に必要な資料を記載しておきますのでご参照ください。

確定申告に必要な書類チェックリスト

確認事項主な必要書類等
□過去に確定申告をしている・前年(令和4年分)の所得税及び消費税の青色決算書、収支内訳書などの控え
・前々年(令和3年分)の消費税確定申告書
・税務署より送付された申告書
□個人事業者である・会計帳簿(簡易帳簿含む)、通帳、青色事業専従者給与の届出など
・売上の確認資料(請求書控、売上日報、支払調書など)
・経費の確認資料(領収書、請求書、カード利用明細など)
・たな卸し表
□不動産賃貸収入がある・会計帳簿(簡易帳簿含む)、通帳、賃貸不動産の登記事項証明書
・売上の確認資料(賃貸契約書、収入管理表など)
・経費の確認資料(領収書、請求書、固定資産税納付書など)
□給与収入がある・給与の源泉徴収票
□年金収入がある・公的年金等の源泉徴収票
□配当収入がある・配当等の支払通知書など
□退職所得がある・退職所得の源泉徴収票(源泉徴収のみで完納するため、通常は確定申告は不要)
□資産を譲渡した
  ①土地・建物・売買契約書、登記事項証明書、譲渡資産の取得価額や譲渡費用がわかる資料
  ②株式・(上場株式)株式の特定口座年間取引報告書等
・(非上場株式)売買契約書、譲渡株式の取得価額がわかる資料
  ③ゴルフ会員権・売却時及び購入時の売買契約書
・名義書換料や仲介手数料がわかる資料
□満期保険金を受取った・保険会社等から送られてきた計算明細書など
□扶養する親族がいる・その親族の源泉徴収票など
・障害者手帳や市町村等が発行する障害者控除対象認定書
□社会保険料を支払った・社会保険料(国民・介護・後期高齢など)の支払額がわかるもの
・国民年金 
・国民年金基金の支払証明書
□生命保険料を支払った・生命保険料控除証明書(一般・介護・年金)
□地震保険料を支払った・地震保険料控除証明書(または旧長期損害保険料の控除証明書)
□小規模企業共済に加入している・小規模企業共済等掛け金控除証明書
□医療費を支払った・医療費の領収書(自身のもの・生計を一にする親族のもの)
・保険金などで補填された金額や高額医療制度の還付金額のわかるもの
□寄付金を支払った・寄付金(ふるさと納税を含む)の領収書、証明書等
□住宅に損害が発生した、盗難にあったなど・損失額の明細書
・罹災証明書
・盗難証明書
・災害関連支出の領収書
・保険金などで補填される金額のわかるもの
□住宅を購入し、住宅借入金等特別控除の適用を受けたい・住宅ローンの年末残高証明書
・売買契約書、請負契約書の写し
・住民票の写し
・登記簿謄本(または抄本)

また今年はインボイス制度が始まって最初の確定申告となり、納税者、税理士、税務署それぞれの事務負担、作業量の増加が見込まれます。
そのため例年よりも早めにご準備を進めて頂くことをオススメ致します。

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